NISAの2014年分が年末に期限をむかえます。
証券会社からロールオーバーするならはやめに設定を、というおしらせがたびたび表示されるので、そろそろどうにかしようと、重い腰をあげました。
通常NISAと積立NISAの壁
私も細部まで条件を把握していたわけではないので、サイトであらためて確認してみました。
いろいろ調べてみると、ロールオーバーするにはいくつか条件があるようです。
あれ。
通常NISAのお金は、そっくりそのまま今の積立NISA口座へは移せないっぽい……。
それくらいできるでしょ、と思っていた私が甘かったのでしょうか。
ロールオーバーするのであれば、来年分のNISA口座を通常タイプに設定しなおさないといけないみたいです。
口座のタイプは変えたくない!
自分には積み立てNISAのほうが合っていると考えて切りかえたので、できればこのまま積み立てで維持したいし……
そうなると、このまま放置して特定口座に払い出されるのを待つか、自分で解約するか。
実質その二択しかありません。
余談ですが、夏ごろにいっとき「そういえば、2014年分のNISAどうしよう」と思いだしたことがあったのですよね。
でもまだ時間あるし、と保留してしまったのがアダになりました。
10月になって株価ががくっと落ちたのが超くやしい~。
夏のあのときにすっきり売っとけばよかった!
(あとの祭り)
2014年分のNISAはこうしました
NISAで持っていた銘柄
購入していたのは全額「世界株式インデックス」でした。
バランスファンドは上下の波がいくらかマイルドではないかと考え、5年後に損失出ても傷が浅そうかなと考えていました。
10年あればたいていの損失はそこそこ解消できるかなと思うのだけど、5年ぽっちじゃリカバリーできないこともありそうです。
まあそもそもが株式だけの投資信託なので、あるていどのリスクは受け入れる覚悟でしたが。
まるっと売る
私自身は今後の景気にはあまり楽観的ではありません。
長期投資組には5年区切りなんて短すぎるし、売るタイミングを逃すと損しかねない通常NISA。
こんな中途半端なシステムとは、はやいところ手を切りたいのが本音です。
いちばんスッキリらくちんなのは、通常NISA口座にあるお金全部(2014年~2017年分)をきれいさっぱり売っぱらう方法。
でも株価は常に動いているので、一回で全部売るのはちょっとリスキーかも。
売却のタイミングが、運悪くとんでもない暴落と重なったりすれば、大きく損失がでることもなくはないんですよね。
結局ひよって、2014年分+αでキリのいい金額(に近い額)だけ解約することにしました。
解約するときって口数でしか指定できないのですよね。
正直面倒。
しかたないので口数を調整して、だいたい10万くらいの金額になるようにしてみました。
(初年度のNISAはおっかなびっくりだったので、利用額はわりと抑えめです。)
売ったぶんだけ別の投信を買う
解約するとその金額が証券会社の口座にはいってくるのですが、実際に入金されるまでには数日かかります。
でも、待っているあいだにも株価は動いてます。
指くわえて待ってる間に下がるのもいやだし、リレー投資する金額はなるべく同じにしたい。
なので別口座から一時的にたてかえ、ほぼ同じタイミングで別の投信を購入しておきました。
後日入金された金額はそのまま立て替えた別口座に戻します。
※このへんは水瀬ケンイチさんと山崎元さんの著書、「ほったらかしの投資術」にあるリレー投資の方式を採用しています。
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NISAのお金で新しく買った銘柄
NISAで買うのは株式投信メインと決めています。
以前自分で設定したアセットアロケーションにそって銘柄を分散させ、リレー投資へ。
今回は先進国株( eMAXIS Slim )・新興国株( eMAXIS Slim )・日本株(ひふみプラス※)、3つを購入しました。
※最近のひふみは厳密には純粋な日本株投信ではないです。
前述のように、NISA売却額=新規購入額となるようにわけています。
とりあえずホッとした
先月くらいからずーーーーっと気になっていた懸案事項が、ひとつ解消して安心しました。
これからNISAはじめる人であれば、通常NISAか積み立てNISAか、最初から選べるからいいですよね。
積み立てNISAは長期(20年だったかな)で利用できるはずだから、銘柄を慎重に選べば損失もでにくいだろうし、投資ビギナーさんにもおすすめです。
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