コロナでウツウツとしているうちに、気づけば季節はもう夏。
気分転換になにかさわやかな香りが欲しいなーと思い立ち、夏向きなグレープフルーツのフレグランスをAmazonで注文してみました。
ところが、届いたものがどうみても不良品だったんです。
まあ結論からいえば、全額きちんと返金処理してもらえたので良かったのですが。
以下はその顛末。
購入したのは「パシャ」
今回注文したのは、天然原料で作られているという、グレープフルーツの香りの「ハッピー パシャ」。
以前試したサンプルではちょっと軽すぎる印象でしたが、暑苦しい夏にはむしろそれくらいがいいと思いました。
(すぐにおい飛んじゃうけど)
取り扱いはAmazonプライムで、発送も倉庫からですが、販売元はAmazonではなくマーケットプレイスの個人業者さん。
でも利用者の評価も悪くないし、なにより他サイトに比べると価格がかなり安い。
レビューも大半は問題なさそうだし、まあ大丈夫でしょ、と軽い気持ちで注文したのですが、これが大きな失敗でした。
安さには理由があるってことですね。
届いた商品を使ってみると…
注文の翌日にはもう到着!
グレープフルーツの香りが大好きなので、はやくつけて出かけたくてワクワクしてました。
当然さっそく開封です。
そして手首にワンプッシュ。
うん、いいかお……り、………あれ??
なんだか、アルコール臭がやたら強くない?
でもまあ、グレープフルーツの香りもするし、時間がたてばきっとなじむ………
いや、なじまない。
というか、すでに香りがない。
まだプッシュして1分もたってないのに。
しかもグレープフルーツのにおいは完全に消えてるのに、なんだか妙な残り香だけが肌に残っている。
やすっぽい醤油?のような、あまり楽しくないにおい。
それでも、ビンもパッケージもちゃんとしてるし、フィルムできちんと密封されてたし、ニセモノってことはないはず……。
でも何度つけなおしてみても、結果はおなじです。
もしかしたら私が知らなかっただけで、もともとこういう変てこりんな製品なのかな~?と思い、ネットでひたすら検索。
そしてその結果、「これはどうも不良品の可能性がある」と判断し、Amazonでの返品手続きをとることに決めました。
香水は返品できなかった
ところが。
規約を確認すると、なんとこの製品は返品不可だったんです。
(アルコールのせいで危険物扱いになる、とかなのかな?)
でも製品の状態はあきらかに普通じゃないし、こちらに落ち度はないはず。
ものすごい高額商品というわけじゃないけど、このまま泣き寝入りっていうのも悔しいんですよね。
もうちょっとねばってみることにしました。
Amazonの神対応
とりあえずダメもとで、Amazonの問い合わせ窓口からチャットで相談してみます。
オンライン対応してくれたのは「〇」さん。
チャット画面上では国籍や性別は一切不明でしたが、きちんとした日本語で対応してくれ、安心感がありました。
ていねいかつ簡潔・的確なチャット内容もさすがプロです。
いくつかのやりとりの結果、やはり香水は返品・交換に対応できないといわれがっかり…。
でもこれって不良品だと思うんです!と食い下がると、〇さんはしばし調査と確認へ。
数分後。
なんと「全額返金するので、製品は処分してください」という回答が表示されました。
全額返金!
しかも製品はこちらで処分…!?
Amazon歴はそれなりに長いですが、こんな結末は初めてです。
返金されるにしても、てっきりなにか特殊な方法で返品し、そののち改めて返金、というようなプロセスがあるのだとばかり。
返品不可の段階であきらめなくて、本当によかったです。
ホッとしました!
なぜ不良品だと思ったか
おかしいな?と思い、まずはパッケージ裏面のメーカーURLにアクセスしてみました。
すると!なんと元々のメーカーはすでに倒産。
倒産が5年前なので、一番新しいものでも製造から5年はたってます。
もしかすると倒産当時の在庫品なのかもしれません。
香水の使用期限は3年だそうですし、これはちょっと、すでに使用期限切れといっていいのでは……。
ということで、私は期限切れ不良品と判断したのでした。
さいごに
以前から、Amazonで香水買うのはやめたほうがいい、という意見はちらほらあったんですよね……。
今回は対応はわりとちゃんとしていたので結果オーライですが。
冒頭にも書きましたが、安さにはやはり理由があるってことです。
安物買いの銭失いにならないよう。今後は気を付けます。
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