お金とは縁遠い暮らしをしていますが、一応個人投資家のはしくれでもあったりします。
※ただし全然熱心ではありません。
近年の好調相場のおかげで順調に積みあがっていた資産。
今回のコロナショックではさすがに大きく損失が出てしまいました。
現在までの道のり
リーマンショックが起こった当時。
職場で人員整理があったため、簿記資格を取るように言われました。
その延長でお金の勉強を始めたのが、現在の投資につながるきっかけ。
当時はちょうどネット証券が充実し、投資の情報もブログなどで簡単に手に入るようになってきた頃でした。
ほぼ貯金ゼロの状態からスタートし、薄給から毎月コツコツと積み立て貯金。
100万がたまったのをきっかけに本格的に投資を開始しました。
ただし根がビビリなので、一攫千金を狙うような「投機」には手を出しません。
私が選んだのは、相場に張り付かなくて済む、地道な「長期投資」+「インデックス投資」(このあと少し解説します)でした。
※一部それ以外のものも持ってます
時に地道投資のセオリーをはずれ、うっかりワインやプラチナに手を出して痛い目に。
それでも、現在までなんとか相場から撤退せずにやってこれました。
コロナショック後の資産状況
大きくもうからないインデックス投資でも、年数がたてばそこそこの利益は出るものです。
私もそれなりにプラスが出ていましたが、コロナショック後は一時ゼロ近くまで下落……。
見るとさすがに落ち込むので、ずっと証券会社のサイトは見ないようにしてました。
インデックス投資では下落時に焦って売り買いしないのが常識なので、すぐに対応せずともあまり問題ないのです。
私のやっていた投資
投資では、さまざまな銘柄を組み合わせることにより、景気が大きく動いたときの変動の幅を小さくすることもできます。
それには「定期的に資産配分を見直す」のがポイント。
さらに、今回のコロナショックのように大きく相場が動いたときにも、配分を見直すべきでしょう。
ひるがえって私はといえば。
投資開始後数年は、物珍しさからひんぱんに見直ししていました。
ところが近年の相場はわりと上昇傾向だったので、資産配分の見直し(リバランスといいます)をずっとさぼっていたんですよね……。
やってもせいぜい年一回くらい。
本当は、もうけがでているときこそきちんと見直さないといけません。
でないと下落したときの痛手が大きくなります。
私もやっておくべきでした。
で、今回のコロナで大きく目減りしたことは明らかなので、観念して先日久々に証券会社のサイトを開いてみたわけです。
…
……
わーーーーーすっごい減ってるぅ。
これはちょっと、まじめに対策を考えないと。
資産のジャンルをわけて持つ意味
世の中には意外と、国内の個別株式だけ!とか、FXだけ!という猛者がいます。
そういった投資(むしろ投機に近い)は、相場が上がったときのもうけが大きい代わり、下がったときの痛手は相当なものです。
FXなんかで借金がふくれ、地獄のような苦しみを味わっている方のブログも私はたくさん見てきました。
そんな目に合わないためにも、投資は複数のアセットクラス(資産の分類)に分散しておこなうべきだと思います。
たとえば、高リスク資産と低リスク資産。
国内資産と国外資産。
一般的に、値動きの傾向が違うもの(株と債券など)を組み合わせて投資すれば影響がマイルドになります。
購入対象をインデックス投資にしたり、バランスファンドにしておけばさらにらくちん。
インデックス投信とバランスファンド
株や債券など、その市場の価格データを集計し、値動きを平均して数値化したものを指数(インデックス)といいます。
インデックス投資信託は、それに連動した値動きをめざす商品です。
そしてバランスファンドとは、各種インデックスを組み合わせて作られた商品。
ひとつで少額から分散投資できるすぐれものです。
もし相場が動いてバランスが狂ったとしても、自動的に配分を見直してくれるので初心者向けともいわれますね。
インデックス投資の詳細は、私もいろいろ勉強させてもらったこちらのサイトが参考になります。
ちょっと長くなったので、実際に私がどのようなリバランスを考えたかは、次回にまとめたいと思います。
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