コミック「サイコドクター」を読破

本これ買った:本

 

最近はメンタル系の本をよく読みます。

 

今現在自分が鬱気味なせいだからだとは思うのですが……

それ以前から精神病理系の本はよく読んでいたかもしれません。

今回読破したのはこちらのマンガ。

 


サイコドクター 1~8巻 亜樹直/作・的場健/画

 

途中で作画が変わった続編がこちら。

サイコドクター楷恭介(亜樹直/作・オキモト・シュウ/画)1~4

 

2020年現在書籍版はどれも入手困難なので、読むなら電子版がおすすめ

 

話が繋がっているので、絵柄の違いに目をつぶれば移行は比較的スムーズでした。

個人的には、脇役のオカマのママさんがマッチョからオネエキャラに変わったのがちょっぴり惜しまれます(笑)

 

お話はわりとどれもドラマチックで、ドラマ化さもありなん、といったところ。

ただ、私にとってはどのエピソードも若干非日常的すぎました。

もうちょっと繊細な心の機微というか、あいまいな不安からくる日常の異変、のようなエピソードもはさまれていたらなお良かったかも。

まあ娯楽作品ですし、読者を引き付けるにはこれくらい激しいエピソードでないと無理なんでしょうね。

 

ちょっとリアリティが足りないかなぁと思ったのは、どれも基本的にハッピーエンドで終わるところ。

大体、自殺の偽装とか事故の演出とか、そうそう何度もうまくいくか~?と、ひねくれた私は斜に構えてしまうんですよね。

偽装しようとしたらほんとに死んじゃった!みたいな方がリアリティあるような気もしますが……

後味悪いから一般受けしないとは思います。^^;

 

絵的には、続編のオキモト版楷(かい)先生の方が、前身の的場版楷先生より甘いマスクで女性受けしそうです。

わかりやすいイケメン。

的場健版の方がより劇画的。

でも私はこちらの楷先生のほうが現実にいそうで好きかもしれないです。

 

 

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